Zun音樂CD : 伊弉諾物質~Neo-Traditionalism of Japan 故事中譯

千呼萬喚始出來(誤)

這次的翻譯……我覺得水準有點差,所以基本上看看就好

如想觀看日文原文來源跟英文翻譯請到 kafka-fuura 的BLOG,

請點此

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伊弉諾物質~Neo-Traditionalism of Japan.

伊弉諾物質~日本神話的復甦

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註:

經資料查證,伊弉諾的譯名有很多,就連WIKI也有幾種不同的名稱,所以我最後決定沿用日文的寫法,伊弉諾,如想知道更多故事提到的東西請點以下連結

伊弉諾

善光寺地震

大爆炸理論

伊邪那岐板塊

高千穗峰

諺語: 牛に引かれて善光寺参り

天手力男神
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基本上也懶得加上太多的註解了,因為我也不清楚那些地方需要補充,值得一說的是,我想吐槽的事蓮子跟梅莉都幫我吐槽了……

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關於第5章標題的解釋:

Agharta ,這我一直都找不到中文譯名,簡單來說就是傳說中存在於地底的城市了

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01. 緑のサナトリウム
Sanatorium in Mountain – 山中的療養院

「退屈しなかった?」
「退屈しない訳が無いわ。こんな電波すら入らない山奥に隔離だなんて」
「隔離って……、療養よ、療養。一応」

「一定很無聊吧」
「還用說嗎,當然很無聊。被隔離在深山間的療養院裡,就連任何電波也沒有。」
「隔離嗎…這時候最重要的是療養,療養…大致上是如此吧」

行き過ぎた環境保護主義は都会を見かけだけの森林に飾り立てた。天然の植物の無い、まさに絵に描いたジャングルだ。
人間は自然を創造し、全てを管理したつもりでいた。
管理外の物の存在を否定するようになるのも時間の問題だった。
病気も大抵治療法が確率していた。絶対に直せない先天性の物等は病気では無く個性として認められ、社会が適合できるように変化していった。
直せない病気は、事実上“存在しない“のだ。

在過度實行的環境保護主義下,都市裡有不少樹木作襯托。但事實上,這些全都是人造的植物,都市裡的景觀就像繪本裡的景色般。
人類,就連[大自然]也開始’創造’起來,並把整個大自然都控制於手中。毫無疑問,’魔手’伸延到地球萬物,也只是時間的問題了。
現在,大部分的疾病,都能夠藉各種方法治療。而那些不能被治療的遺傳病,則被認為這只是人類各自的個性,就連社會也改為接受此想法。
如此一來,世上就沒有不能被治療的疾病了。

マエリベリー・ハーン(メリー)は鳥船遺跡で怪我を負ってから、原因不明の病に冒されていた。どうやら地球上には存在しないウイルス性に依る譫妄だと診断された。
管理外の物を恐れる社会の性質により、メリーは信州のサナトリウムで療養という名の隔離治療をさせられていた。この度、完全に治癒したとの連絡があって、宇佐美蓮子が迎えに来ていたのだ。

自從上次在鳥船遺跡裡受傷了,梅莉就患上了一個未知的疾病。也因如此,梅莉被診斷為患有妄想症。
社會,總是害怕著一些不能被人類所控制的東西,因此,梅莉被安排在信州的療養院裡進行’療養’。
而現在,蓮子收到梅莉已完全治癒的通知,因此來帶梅莉離開。

「誰とも会わせて貰えないし、そもそも日本に身寄りがいないし」
「まあまあ、ところでどんな病気だったの?」
「何か、熱に浮かされて寝ながら歩いたり別世界の幻覚を見たりしたわ」
「ん? それってメリーにとってはいつもの事じゃあ……」

「他們不讓我與任何人見面,但其實我在日本也沒有什麼親屬麻...」
「好啦好啦,至少事情都完結了,但到底你是患上了什麼病?」
「發燒,夢遊,還有看到另一個世界的幻覺之類的」
「什麼? 這不就是你平日經常發生的事嗎?」

02. 牛に引かれて善光寺参り
Goslings Lead the Geese to Water – 無心插柳柳成蔭

「ほら、本堂の柱が土台から随分とずれているでしょ?」
「これが地震柱?」

「看到那個立在地基上的柱子嗎?」
「這個是地震柱?」

退院ついでに信州観光を行う事にした二人は、まず日本最古の仏像を祀るという善光寺に立ち寄った。
観光客がごった返す仲見世通りには目新しさは無い。お土産屋は伝統に縛られたまま、百年以上は時が止まっているようだ。

梅莉出院後,兩人決定去信州觀光。她們的第一站是善光寺,見識日本裡最早期的佛像。
無論在商店街還是在神社,都沒因觀光客而作特別包裝。販售的紀念品也保留著傳統的氣息,就像時間早在百年之前就已經停止般。

「これが善光寺地震の爪痕と言う事になっているわ」

「這應該是善光寺地震後所留下的痕跡了。」

ーー善光寺地震。弘化四年、信州北部を襲った地震である。善光寺は七年に一度だけ秘仏を公開する事で有名で、その時は全国から人が集まり非常に混雑する。善光寺地震は、その御開帳の真っ最中に起きたため、死者数千人とも言われる甚大な被害をもたらした。

--善光寺地震。發生於弘化四年,主要受災區於信州的北部。
善光寺有名的原因,在於每七年才會公開一次佛像的御開帳,當時每次都會引起大量人潮,跨山越嶺前來觀光。
當年的地震,剛好遇上公開佛像的日子,而且地震強度強烈,因此奪走了不少性命。

「地震で柱だけがずれたって言うの? そんな事あるのかしら」
「本当はね、これは柱が時間が経って乾燥して捻れた物だって判ったの。でも、それより地震柱と呼んだ方が地震の恐ろしさを後生に伝えられるってみんな判断して、正式名称になったのよ」

「聽說這一支柱子是因地震而變得歪斜?有這樣的可能性嗎?」
「唔...實際上這支柱是因變得乾燥而歪斜成這樣子。無論如何,他們為了讓後人明白地震可怕的力量,便稱它為地震柱,也因此流傳至今了。」

メリーには見えていた。柱が歪むような恐ろしい地震の光景が。

但事實上梅莉親眼目睹了,那場地震把那柱子變得歪斜的情景。

03. ハートフェルトファンシー
Heartfelt Fancy – 化為真實的幻想

「どうしたの? 何か顔色が良くないみたいだけど、まだ病み上がりで調子が悪いの?」
「あ、ああ、そんな事ないわ。むしろ絶好調みたいで……」
「?」

「有什麼事嗎?臉色看起來有點蒼白...上次的病還沒痊癒嗎?」
「啊,沒事...我覺得我的狀況很好...」
「?」

メリーは最近、結界の切れ目だけで無く、異世界の風景を見ているようだ。さらに夢の中だけで無く、実際に移動したりする事があるようで気になっている。

最近開始,梅莉不只看得到結界,還可以看到異世界裡的風景。
而且,事情不再是在夢境裡了,事實上,她會進入到異世界,這,也是令梅莉一直擔心的原因。

先日の鳥船遺跡の時もそうだ。蓮子にとってはただの夢かも知れないが、彼女にとっては現実と変わらない。だから、彼女だけが怪我をしたのだ。
サナトリウムに行った理由も、精神異常と判断された、と言うのが正しいのだろう。無論そんな事はないが、社会は不思議な者を受け入れないのだ。
だから、彼女の能力はオカルトな物として秘密にしなければならない。

先前發生的鳥船遺跡事件也如此。在事件發生的當天,對於蓮子那只是一個夢境。但,對於梅莉,她是真實地來到鳥船遺跡上,也因此成為唯一受傷的人了。
而梅莉真正被安排到療養院療養的原因正是被判斷為精神異常。這不是唯一的事件,只是社會不願意接受不可思議的人。
因此,梅莉一直都把自己神秘的能力隱瞞著。

「私は、メリーが不思議な力を持っているのは判っているわ。でも、その力っていつも神社仏閣が関係しているのよね」
「そうだっけ?」
「ええ、だからここに来てみたんだけど、まだ体調が優れないのかしら?」
「だから、平気だって。ただ、少し調子が良すぎてねぇ、なんか余計な物まで見えて」
「余計な物?」
「地獄とかね」

「梅莉,我知道你擁有著不可思議的力量,而這力量也跟這些神社和寺院有一定的關係吧。」
「真的嗎?」
「嗯,這就是我們來到此地的原因,但你身體真的沒問題嗎?」
「我沒事,只是...也許是我自己狀況太好了。就像我能夠看到能力以外的東西。」
「例如呢?」
「地獄。」

04. 六十年目の東方裁判
Fate of Sixty Years – 六十年的宿命

「うわー、これはちょっと」
「随分とファンニーな顔をしているわね」

「哇...這真的有點...」
「這樣子不是很有趣嗎?」

二人は善光寺の閻魔像の前にいた。閻魔像は顔を真っ赤にして怒りを表しているようだが、二人にはただの酔っ払いオヤジにしか見えていない。

她們來到善光寺的閻魔像前方。閻魔像憤怒的臉上有著耀眼的紅色,對她們來說,那就像一個老人喝醉酒般。

「ねえ、メリー。さっきの話だけど、地獄って本当にあるの?」
「うーんと地獄はね、地下4万由旬に存在すると言われているの」

「吶,梅莉。回到剛剛的話題吧,地獄真的存在嗎?」
「嗯,傳言中地獄就存在於地下4萬由旬的地方。」

「由旬って長さの単位?」
「そう、古代インドの長さの単位で1由旬はおよそ7キロ。
つまり、4万由旬はおよそ28万キロくらいね。
地球の直径が1万2千キロちょっとだから、地球も通り過ぎちゃうわ」

「由旬是長度單位嗎?」
「對,那是一個古代的長度單位,1由旬大約是現今的7公里。所以4千由旬將會大約長28萬公里了,而地球直徑大約1萬2千公里,所以這距離足以穿越地球了。」

「28万キロじゃ、地球を通り越して月の方が近いくらいね。つまりは存在しないのかな」
「んー、そうとも言えないんだけど」

「28萬公里的話,月亮還比地球接近地獄呢。看起來地獄應該是不存在了。」
「唔...我對此不太確定。」

地下4万由旬に存在するのは地獄の底である。
実際には地獄はそこから3万9千由旬の高さがある。つまり地獄の天井はずっと近く、地上からそこまでの距離は1千由旬しかない。キロに換算すると地下7千キロ。これは地球の中心近くに地獄がある事を意味している。

存在於地下4萬由旬的,其實是地獄的底部。
實際上,地獄約高3萬9千由旬。因此地獄的頂部跟地面只相差1千由旬,換句話說即是相差7千公里,即是說,地獄靠近地球的中心。

メリーには地球内部の事まではよく判らない。もし自分が地獄が存在すると信じたら、いつか必ず行く事になるのでは無いか、そんな不安が頭をよぎる。
彼女は今、そう感じさせる物を持っているのだ。
不安を誤魔化すべく話を続ける。

梅莉對地球內部的事情認知不深,但如果她相信地獄存在的話,心中的焦慮終會令她感到不安吧。
無論如何,梅莉一直都持有著那使她感到不安的’物件’。
梅莉隱藏她心中的焦慮,繼續剛才的對話。

「それでも極楽よりはずっと近いのよ?」
「え? 極楽は雲の上にあるんじゃなくて?」

「至少,這比極樂世界更為靠近地面吧。」
「啥?極樂世界不就是在雲層上的某處嗎?」

「極楽にすむ阿弥陀如来の身長は6×10^125由旬もあるのよ?雲の上どころかーー」
「ーーえーと、阿弥陀如来の身長だけでビッグバン宇宙より遥かに大きいわね。何そのインフレ」

「你知道嗎?居住在極樂世界的阿彌陀佛,身高有6×10^125由旬呢。如果極樂世界存在於雲層上的話...」
「嗯...那根據大爆炸理論,阿彌陀佛的身高遠比整個宇宙更為大呢,宇宙一定是異常地膨脹了。」

05. アガルタの風
Agharta Wind – 地心世界之風

「地獄に比べて極楽は遥かに大きくて遠いのね」
「同時に、地獄は極楽に比べるともの凄く身近で、現実的という事なのよ」

「因此我覺得極樂世界遠比地獄還大呢。」
「與此同時,地獄比極樂世界更為接近地面,也更為現實。」

遥か昔から、人間がいる限り地上にも地獄は存在した。その地獄よりも遥かに大きい極楽を想像して恐怖を和らげていたのかも知れない。
しかし、地底にある本物の地獄は未だに沈黙を続けている。

從遠古人類開始出現的時候開始,人們相信著地上是有地獄存在的。這樣的話,極樂世界遠比地獄更為遙遠,這樣就可以消除人們的恐懼了。
然而,真實的地獄直至現在仍在地下沈默地運作著。

蓮子には黙っていたが、メリーはサナトリウムで療養中。地底奥深くの不思議な世界を体験していた。
恐ろしい死の匂いが充満した洞窟の入り口。何処か古事記に出てくる黄泉比良坂を彷彿させた。彼女はそこで手に入れた不思議な石片を現在も持っている。何故かこの石片を持っていると、いくつかの風景が頭に浮かんでは消えるのだ。
メリーは予感した。地底には何か秘密がある。それもこの国の創世に関わる、何かとてつもない秘密だ。

梅莉沒有告訴給蓮子知道,但在她進行療養的時候,她體驗了那在地底下的不可思議世界。
那充滿了屍體惡臭的洞口有著一扇大門。梅莉想起在古事記中所提到的黄泉比良坂。現在,梅莉身上仍然持有著從那兒撿回來的奇怪石頭碎片。奇怪的是,當她撿起此石頭碎片的時候,腦海中的一瞬間浮現了一些景色。
梅莉的第六感告訴她,在地底下一定隱藏著一些秘密的東西,此事也跟國家的起源有關,真是一個驚人的秘密呢。

「メリー、どうしたの?また考え込んじゃって」
「ねえ蓮子。私がサナトリウムにいたとき、何か起きてなかった?」

「梅莉,怎麼了?你又恍神了呢。」
「吶,蓮子。我在療養院的時候有發生什麼事情嗎?」

06. イザナギオブジェクト
Izanagi Object – 伊弉諾物質

「え? 何か、ねぇ」
「特に、地底に関わる事で」
「う、うーん。そういえば、完全に情報は遮断されてたのね。OK,OK。一ヶ月くらいのニュースなら大抵覚えているわ。地底に関わる事なら……、そうねえ眉唾のニュースで良ければ」
「お願い」
「日本海のメタンハイドレートの採掘場から、何やら不可思議な成分の鉱物が出たって……。2500万年前に完全に消えたイザナギプレートの名残だって、一時大騒ぎになったんだけど、どうもその情報が眉唾物でね。見つかった石片が、どう見ても人の手が加わった形をしていたのよ。それで学者もみんな冷めちゃってさ」

「啥?什麼事?」
「有發生任何跟地底有關的事情嗎?」
「唔...嗯!忘了你之前跟外界完全斷絕了呢。好吧好吧,上月新聞報導的事我仍記得呢。好像是有這種事呢,如果你不介意聽一些虛假的新聞的話...」
「我想知道呢」
「在日本海上其中一個可燃冰採掘場裡,發現了一些奇怪的礦石。有一指這是早在2500萬年前消失的伊邪那岐板塊的殘骸,也因此引起了一段騷亂呢,但那石頭碎片最後被確認是人造的。也因此,學者也不再談論此事了。」

イザナギプレートとは、太平洋側からユーラシアプレートにぶつかり日本列島を生んだ太古のプレートである。2500万年前に大陸の下に潜り込んで、完全に消えた。その名前は日本列島を生んだ神にちなんだ物である。

伊邪那岐板塊是一塊古板塊,因為它才產生了日本群島。2500萬年前,它在大陸下完全地被淹沒自此消失。伊邪那岐板塊名稱的由來是那神話中,創造了日本群島的神明的名字。

「遥か地底から人工物? それって本当?」
「いやー、どうだかねぇ。過去にはこれは70万年前の石器だ、って捏造した学者もいたみたいだけど、2500万年以前、じゃあねぇ」
「つまり逆説的に、捏造では無いと」

「就在那麼深的地底下發現的人造物?真的嗎?」
「唔,我不太確定呢。有學者指出那是在70萬年前人工石器製品的殘片,至於是不是2500萬年前的產物,我就不確定了。」
「換句話說,即是這事件應該不是虛假的新聞了。」

メリーが何か確信を持ったような表情を見せた。

梅莉臉上露出了確信著某事物的表情。

07. 妖怪裏参道
Enigma Street – 謎之街道

「良いニュースだわ。その人工物は、本物よ!」
「へ?今日のメリー、何か変よ? 急に不安がったり、急に自信持ったり」
「実はね、私、そのイザナギプレートの名残という石を持っているのよ」
「へ?な、何言ってるの? やっぱりおかしくなちゃった?」

「這可是很驚人的新聞呢,那人工製品是真的!」
「啥?梅莉你今天很奇怪的呢,有時候臉上有著不安的表情,有時候臉上有著自信的表情。」
「事實上,我手持著伊邪那岐板塊的碎片呢!」
「啥?什,什麼!?你說什麼?梅莉你沒事吧?」

蓮子は何やら興奮しているメリーを観察した。
何か、伊弉諾が実在……等、ぶつぶつと呟いてる。何かちょっと遠くに行ってしまったようで寂しく思った。

蓮子一直觀察著那總是帶著使人興奮事情的梅莉。
梅莉路上一直喃喃自語說「伊弉諾是真實存在」之類的說話,就像無意識地走著般,使得蓮子感到有點孤獨。

そう言えば最近、メリーの能力が高まっている様に感じていた。最初の頃はただ不思議な世界が見られると言う事で遊んでいただけなのに、今ではその世界から物を持ってくる事も自在という。

回想最近發生的事情,都不難發現梅莉的能力變得愈來愈強大。一開始她們只是抱著遊玩的心態遊歷不可思議的異世界,但最近開始,她們總是會把異世界的物品帶回來,但毫不覺得奇怪。

不思議な世界では妖怪のような者に出くわす事もある。蓮子にとってはそれはただの幻像であるが、メリーには現実なのだ。

在那些不可思議的世界裡,她們有時候會遇到一些奇怪的生物,例如妖怪。對於蓮子來說,那些只是她自己的幻想出來的虛假事物而已,但對於梅莉來說,這一切都是存於現實的事物。

蓮子にはメリーがその妖怪と同じレベルにいると思えてならなかった。

蓮子不禁想到,梅莉也許跟那些妖怪有著同一的水準。

08. アンノウンX
Unfound Adventure – 未知的探險

「ねえねえ、メリーが持っているっていう石って……」
「はいこれ」

「吶,梅莉,你剛提到帶在身上的石頭...」
「這,給你」

メリーは小さな石を差し出した。その形、は釣り針とも鍵とも言いがたい形容しがたい形をしていた。明らかに人工物である。

梅莉拿出一塊小小的石頭。那形狀就像釣魚用的鉤,也有點像一條鑰匙。恐怕難以用言語形容了,只不過可以確定的是這是人工製造的物品。

「これがイザナギプレートから見つかった人工物、伊弉諾物質よ」
「んー、なんでそう言い切れるの?」

「這就是我在伊邪那岐板塊上找到的,伊弉諾物質。」
「唔...為什麼你能如此地確定?」

「私には見えるもん。2500万年前に伊弉諾が創った日本の姿が」
「今日のメリーは、いつもにも増して電波ね」
「何とでも言って、今は新しい映像が次々と入ってきて絶好調なんだから」

「我親眼看到的,在2500萬年前,伊弉諾創造日本的一刻。」
「今天的梅莉,看起來比平日還要更不可思議呢。」
「隨便你怎說吧,我現在覺得太奇妙了。我一直看到新的景象,不斷地重複著。」

サナトリウムから戻ってきて、メリーは一段と感覚が鋭くなった様に見える。
蓮子は羨ましく思うと同時に、何とかして自分もその映像を見なければと思った。

自從梅莉從療養院出來後,她對於其他事物的感應力比以前更為敏銳。
正當蓮子感到有點羨慕的時候,她心中祈望著自己也能看到梅莉所看到的事物。

「ねえ、私にも見せてよー。その映像」

「吶,也讓我看見吧。那些景象。」

09. 日本中の不思議を集めて
Mysterious Island – 不可思議的島嶼

人はいつから不思議を受け入れなくなったのだろう。

人們從何時開始,變得接受不可思議的事物呢?

暗闇に火の玉が浮かんでいれば、昔は死者の無念の魂とか、狐が人を騙す時の火だとか言ったものだった。

當人們看見鬼火的時候,他們會聯想到那是死者充滿懊悔的魂魄,或者那是狐狸用來欺騙人類用的火焰。

そこには深い想像力があった。

那些聯想,真的充滿了想像力。

科学が進んでも、想像力が重要なのは変わらなかった。科学の大半は想像力で出来ているからだ。火の玉は燐の自然発火だとか、プラズマだとか、脳の仕組みで起こる錯覚だとか想像した。

即使科技不斷進步,想像力的重要性從來沒有衰退。科技大半都是由人們的想像力創造出來的。為了解釋鬼火的出現,我們想像它可能是磷化氫自燃所產生的,可能是離子,也可能是大腦運作時所產生的幻覺。

しかし、情報化社会が進むと想像力は死滅した。
情報が誰にでも平等に与えられる物になった時代に想像の余地は無かったのだ。
火の玉の正体は与えられた情報の海の中に必ず答えがある。無ければ、何かの間違いで片付ければ良い、と。

無論如何,當社會轉化為知識型社會後,想像力就失去了原有的重要性了。
在這世代裡,所有人都可以平等地吸收知識,但卻沒有任何機會給予人們發揮自己的想像力。
在知識的茫茫大海上,我們總能找到出現鬼火的真正源由。但如果找不到答案的話,我們會覺得在找尋答案的時候出現錯誤了。

人は答えのある不思議を娯楽として楽しみ、答えの無い不思議を否定した。
それが、この国から神様が消えた理由である。
今はもう、日本中が神様の墓場なのだ。

人們在找尋真相的時候總能獲得滿足感,也因此否定了那些沒有答案的不可思議事件。
這就是神明在日本消失的原因。
現在,日本可以稱為神明的墓場了。

「メリー! この場所、見た事があるよ!」

「梅莉!這地方我曾經看過!」

10. 素敵な墓場で暮らしましょ
Neo-Traditionalism of Japan – 日本神話的復甦

「この逆さに刺さった鉾は、高千穂の天逆鉾ね。伊弉諾命と伊弉冉命が大地をかき回したという鉾よ」

「那立在山上的,是在高千穗峰上的天逆鉾。那是伊弉諾命和伊弉冉命創造大地時用到的矛呢!」

メリーは蓮子の目に手を当てていた。こうする事で、不安定だかメリーのビジョンを共有する事が出来るのだ。

梅莉把她的手放在蓮子雙眼前。如此一來,即使所見之物不太穩定,至少梅莉可以把她所見的事物分享給蓮子看。

「え? この世界に実在するの?」
「高千穂峰の山頂に刺さっているのよ。もの凄く不思議なのに、誰もまともに研究しようとしないの」

「啥?這東西存在於我們的世界裡?」
「那就正正插在高千穂峰的山頂上呢。即使這樣也太不可思議了,到現在也沒有人實際地研究它呢。」

メリーからもう不安は消えていた。自分が見た地底の光景は地獄なんかじゃ無い。これは現実にある、神々の世界の映像なんだ、と。

一直存在梅莉心中的不安感已經消去了。那存在於地底的世界,並不是地獄,她看到的其實是真實存在的,屬於神明的世界。

「じゃあ、きっとその天逆鉾も本物ね。この伊弉諾物質と同じ石で出来て居ると思うわ。確かめなくちゃ」
「良いわね。今度、メリーの快気祝いに行こう。天逆鉾が本物だとすると……、もしかしたらここの近くにも伊弉諾物質があるかも知れないわ!」

「如此一來,關於天逆鉾的事也是真實的呢!也許我們會在那兒找到一樣的伊弉諾物質呢。我們一起去確認吧!」
「不錯的提議呢。就當作是順便慶祝你那驚人的’康復’吧。如果天逆鉾是真的話...那應該會有更多的伊弉諾物質吧!」

二人の想像力はとどまるところを知らない。

她們的想像力從來都沒有界限。

「休憩したら次は戸隠に行ってみようよ。あそこには天手力男命がぶん投げたという天の岩戸があるんだって」

「稍為休息一下,然後一起去戸隠吧。也許在那兒能找到有著當年天手力男神的痕跡的天石窟戸呢!」

「天の岩戸といえば高千穂の……」

「天石窟戸不正正就是高千穂的一部分嗎...」

「そう、きっと天の岩戸も伊弉諾物質だわ!そうと決まれば行こう、戸隠へ」

「嗯!我確定那裡一定會有伊弉諾物質!就這樣決定了!一起去戸隱吧!」

「ワクワクするね。きっと誰も気にかけないだけで日本中に伊弉諾物質が眠ってるんだわ。それに気が付いた者だけが、神の時代の風景が見られるの。素敵だわ、私達で見つけ出しましょう!」

「太有趣了!伊弉諾物質一定就在日本各處中沈睡著吧,只不過沒有人留意到而已。只有留意到它們的人,才會看到神明時代時候的景色了。太美妙了,我們一起去收集吧!」

神様の墓場が史実として動き始めていた。
それは秘封倶楽部、不思議を受け入れた者だけが見える、別の日本の姿だった。

因此,她們就把神明的墓場視為真實的歷史,努力地找尋著神明存在的證明。
這,就是能夠接受世上未解的不可思議事件的秘封倶樂部,所能看見的,另一個日本。

—————
あとがき
後記

どうもZUNです。久しぶりではありませんね。
私は信州の出ですので、長野の善光寺には何度か行った事があります。

我是ZUN,大家最近如何呢?距離上次活動應該有一段長時間了。
我的家鄉就正正就是信州,還曾經到訪過在長野的善光寺好幾次了呢。

あそこには戒壇巡りという、真っ暗な通路を手探りで歩く施設があります。

在寺院裡面,有無比黑暗的’戒壇巡迴’,每次通過的時候都要用雙手探路才能前進呢,這曾經是作為給僧侶受戒時的考驗。

「真っ暗、って言っても、観光客が多いんだから安全性を考慮して非常口の灯りくらいはあるんでしょ?」

「既然這麼黑暗的話,那如果有太多遊客進來參觀的時候不會因為安全的考量而開設緊急出口嗎?」

いえいえ、本当に真っ暗です。あの中で事件が起きたら目撃者ゼロです。
その真っ暗な通路の中で、極楽の錠前を握る事が出来ればミッションクリアです。

不會呢,那兒真的是無比黑暗。如果在那兒發生什麼事故的話,恐怕都沒有人能留意到了。
在那漆黑的通路上,目標就是找尋著那懸掛於主佛下的極樂鎖,如此一來任務就完成了。

そんな戒壇巡りですが、一度だけ中にライトが入っている時がありました。
確か七年に一度の御開帳の時だったと思います。大変な混雑だったので恐らく安全性を考慮しての事でしょう。子供心にはガッカリした物です。

即使如此,曾經有一次,在戒壇巡迴裡是有著燈光的。
那是因為7年一次的御開帳而引來的滿滿的觀光客,為了安全的考量,而裝設的吧。但那次真的令我有點失望,還令我失去了一點童真...

でも今になってみれば貴重な経験。
普段見る事の出来ない極楽の錠前の形をしっかりと覚えています。

但現在回想起來,那真是很珍貴的經驗呢。
直至現在,我仍記得極樂鎖的形狀,那也不是平日每天都能看到的呢。

あ、音楽CDとは関係無いですね。
秘封倶楽部の二人は、普段こういう活動をしていますという話でした。

啊,這些事情應該跟這音樂CD毫無關係吧。
這次的故事,只是秘封倶樂部,蓮子和梅莉兩人,平日的活動而已。

上海アリス幻樂団 ZUN(戸隠そばを食べたい)
上海愛麗絲幻樂團 ZUN   (很想吃戸隠的蕎麥麵呢)

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